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年金運用損失5.2兆円って!!

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世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2四半期連続で巨額の運用評価損を計上したとの事。GPIFが26日午後に公表した今年度第1四半期(4-6月)の運用状況によると、評価額はマイナス5兆2342億円って。

プロのアナリストやファンドマネージャーを雇用し、年金の運用を任せた結果であれば、全員解雇。これがプロの世界でしょう。円高だとか、世界株安だとかを失敗の理由にしているようですが、それが世界経済です。アマチュアのような言い訳をしている場合ではないのです。少なくとも、給料や報酬をもらって運用に失敗しました等の言い訳が通用する事自体大丈夫なの?

個人的には30年以上株式投資や為替相場に参戦しています。ブラックマンデー、バブル崩壊、リーマンショック、EU離脱等の出来事の中で常に相場に参戦してきましたが、損失は1円も出していません。最低でも年間2割程度運用利回り実績を出しています。もちろん、相場ですので今後も絶対はありませんが、30年以上損失を出していない実績は日本国も認めて、私に運用を任せたらと思ってしまいます。

少なくとも今の運用メンバーは全員解雇。それがプロの世界です。店舗運営も同じですが、店舗運営はと相場と違うのは、店舗運営は、赤字からスタートする事です。店舗を作るには、内装工事費や設備費といった初期費用が必要です。この初期費用を回収する資本回収期間が3年以内であれば素晴らしい経営と言えます。私が過去に作った店舗の一つに資本回収期間が6ヶ月という極めてあり得ない事がありました。私が優秀なのではなく、追い風がたまたま吹いただけです。

運用を任せるプロ集団?であれば、追い風を読むのではなく、向かい風の中でどうように進むのかを真剣に考えて欲しいのですが、所詮サラリーマン根性?自分のお金じゃないので、失敗しても生活に困らないのでしょう。

そういう人材に運用を委託する自自体問題です。全て成功報酬型の雇用契約を行えばよいだけではと思いますよ。少なくとも私であれば、成功報酬型で請け負います。GPIFの関係者の方からのスカウトを心よりお待ちしますね。