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国の借金1053兆円=1人当たり830万円

財務省は9月10日、国債と借入金などの残高を合計した「国の借金」が6月末時点で1053兆4676億円になったと発表しました。7月1日時点の人口推計(1億2699万人)を基に単純計算すると、国民1人当たりの借金は約830万円。

逆に、総務省が発表した2015年の家計調査(2人以上世帯)によると、1世帯当たりの平均貯蓄残高は1,805万円。

平均という数字はあまり意味を表しませんが、国の借金が増えるという事は、個人負担年金額の増額、年金受取額の減額、そして、医療費等の負担率の増加につながるのは事実でしょう。1世帯当たりに1,805万円も貯蓄があるのでしょうか?実は無いのです。お金持ちは数億円以上、貧困家庭は0円。それを単純平均した結果であり、この数字を見た人のほとんどは、「我が家は平均以下だな」と感じるのでしょう。ほとんどの家庭は平均以下ですから客観的に数字を見る事が大事ですね。

かつての日本は、中間層と呼ばれる小金持ちで成り立っていましたが、現在は、この中間層がバブル崩壊後極めて減少しているため、全体的には少数の金持相と多数の貧困層で成り立っています。貧困層の方々が健康で生活されていればそれ程問題はないのでしょうが、病気にて仕事ができなくなったり、介護や医療費負担等で支出が増えるとかなり厳しい状況になります。国も本気で予防医学を取り入れなければ、40兆円を超える医療費は益々増える事になります。ガルーシア開業の背景は、病気にならない体作りをまずは、従業員を含め身近なお客様に実感してもらいたいと考えました。