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女性ファッション誌『AneCan』休刊が意味する事。

小学館は8月10日、女性ファッション誌『AneCan』を今年11月7日発売の12月号にて休刊することを発表しました。雑誌を買わない時代の象徴ですね。

そもそも、無料誌は、広告主から広告収入を得て雑誌を配布。有料誌は、広告主から広告収入を得てさらに購読者から販売料金を得ています。

有料誌のビジネスモデルが成り立つのは、無料誌とははるかにレベルの違う価値を有料誌が持っていないと成り立ちません。無料誌と有料誌が同じレベルでは、有料誌を買う必要もなければ誰も買わないでしょう。

押切もえ、蛯原友里といった綺麗でスタイルの良いファッションモデルを多数使い、カリスマ的存在に持ち上げ、その結果、雑誌が売れるビジネスモデルは既に崩壊しています。

ガルーシアのブログは、雑誌社の編集員も多数見ていただいているようですが、有料誌の意義を無料誌との差別化を図らなければほとんどの有料雑誌は厳しいのでは。

石川県内にも有料誌がありますが、無料誌との情報レベルの質の違いは全く感じません。ガルーシアにも『広告を載せませんか?』という営業担当者の訪問や勧誘の電話が頻繁にありますが、基本的にお断りしています。自己の営業活動のために、訪問先のお店の運営をストップさせるのですから問題外の存在です。『金沢××部』が発行している有料誌もありますが、誰のための情報発信なのかを忘れています。広告収入が入れば良いだけという考えでは?お金を貰う価値を高めていかない事業には厳しい時代ですね。