話題の水素水はアルカリイオン水だった!!
現在の水素ブームは、平成19年に日本医科大の太田成男教授の研究チームが「水素ガスが有害な活性酸素を効率よく除去する」とする論文を発表したことがきっかけらしいのですが、ガルーシアでもお客様に無料で提供させていただいています。
金沢市内にあるスポーツクラブでは、有料ボトルを販売し、水素水を提供しています。水素水は無料らしいのですが、有料ボトルを販売し利益を得ているようです。ここのスポーツクラブは過去から怪しいメニューをいつくも作っており、個人的には全く信用していません。オーナーはやり手の方のようですが、従業員も騙しているようでは、この先は厳しいのではとも思います。(騙しているのではなく、本人も知らないかもしれません。その方が最悪かな)
水素水も色々あるようですが、最もよく見かける水素水は、水素ガスが溶け込んだ水のことです。飲料メーカーは「水素は健康で話題の素材。今のところ効果は分からないが、人への研究がいろいろ進んでおり、素材としての価値が高い」と説明し売り上げも好調のようです。
こうした中、明治大の石川教授は、水素水(活性水素水、電解還元水)に一般に言われるような美容や健康への効果があるかを評定し、「疑似科学である」と結論付けました。「今話題の水素水の多くは、電解還元水のことで、かつてアルカリイオン水と呼ばれたもの」と指摘しています。
水素水は、以前は「アルカリイオン水」と呼ばれることが多かったが、今は「水素水」と言われ、中身は変わらないのに、一時期を経て、同じ「水」が名前を変えて売られ、あたかも新しい「水」として注目されているようです。
結局は、アルカリイオン水を水素水と呼ぶことで、一般消費者をうまくごまかしているようですね。メーカーも当然知っていて、便乗効果に乗っかる。個人的にも水素水を飲んでいますが、味も普通の水を何ら変わらないと感じていました。従業員には普通の水よりおいしいと言う者もいて、『本当はどうなのかな』と疑問は感じていました。利尿作用が早く、水素水を飲むと、トイレが早いのは事実感じていますが、それが何の効果があるのかはわかりません。いずれにしても、『水素水』が何に効果があるのかは立証されていない以上、過度な広告には冷静は判断が必要のようですね。
ガルーシアでは、販売元がPRした内容は全て無視し、お客様にも水素水をPRした事はありません。確信が得られない事は絶対にしないというのが、ガルーシアの本物志向のポリシーです。従業員の中には、水素水を絶賛している者もいますが、店舗内では、絶対にしないように指示を出しています。嘘と嘘と嘘が嫌いで、押し売りもしない。これがガルーシアです。『急がば廻れ』、『お客様も必ず本物には気が付いてくれる』という精神で営業させていただいています。