肺動脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)は身近な問題?
震災の映像が毎日放送されています。何かサポート出来ればと思いますが、何をして良いのかわからないため、少しだけ募金させていただきました。北陸にもいつか起こるのかなと思うと心配になりますが、実感が薄いの本音かも知れませんね。
震災地では、余震の恐れもあり、車中泊でエコノミークラス症候群にかかる人も増えているようです。これから、GWを迎えます。車で旅行に行かれる方も多く、道路の渋滞も予想されますが、長時間の同じ姿勢を取らないような工夫が必要ですね。
ガルーシアのお客様で、毎日立ち仕事が続き、仕事が終わった時は、『ぞうのように脚がパンパンになり、鉛を付けているような感じ』になるとの表現を使われた方がいますが、長時間同じ姿勢を続ける事をなるべく避ける事が大事ですね。足首を上下させる運動だけでも効果はあります。あまりむくみを放置すると生命にも危険を及ぼす場合もありますので、月に1回程度は、気分転換も兼ねて、下半身を中心としたリンパマッサージ(ケア)をお試し下さい。ご自身のストレッチでも効果はありますが、やはり、エステシャンに身体を任せる方が、リラクゼーション効果が上がり、ストレス解消にもつながりますね。
ご参考までに、エコノミークラス症候群とは、下肢の静脈にできた血栓(深部静脈血栓)が、静脈壁からはがれて血流で運ばれ、肺動脈をふさぐ病気のようです。血液が肺を通過しにくくなり、右心室は急速に拡張させ、血液が左心室に入らなくなり、心臓から全身に出ていく血液は減少します。この病気には特徴的な症状がなく、臨床診断が難しい病気のひとつのようです。